音楽・音楽業界

音楽業界 日本と海外のマネジメント違い

最近、海外のアーティストの映画が話題になり市場の興味を煽っている。「Queen」「Lady Gaga」
この映画を見て思うことは、それはマネジメントの構造が日本と違うということ。

プロダクション所属かエージェントという業務委託か?

日本では、プロダクションへの所属が基本ルールになっている。海外は自身がプロダクションになっていると言っていいかも知れない。

プロダクションとは
音楽アーティストをマネジメントする役割です。マネジメントとは管理です。
ライブにいつ出演するのか、どんなメディアに出演するのかなど、今期の活動計画を作成するとか音楽アーティストの活動を支援する目的も含まれています。

一方、エージェントとは
本人(アーティスト)から委任あるいは授権された代理権限の範囲内で、本人(アーティスト)に代わって取引、契約など法律行為をなす者である。日本語では代理人の事を言います。

プロダクションは「雇用される」という事にたいしてエージェントは「雇用する」という事になります。ここに大きな違いがあるのです。

アーティストにも人をみる目利きが必要だということ

これからは、アーティスト自ら「どのパートナー」がいいのか?という目利き出来る「目」を
持っていなければいけない。それには自身も売れるだろう方程式を持つこと。イメージを持つことだと思う。自身の未来を訳の分からぬ人に委ねるのはどう思うだろうか?売れなくて責任を取るのは「アーティスト本人」でスタッフは会社を「クビ」になることはない。配置換え程度。

アーティストは大手プロダクション、レーベルと契約をしたいと思いそれが一つの目的にもなっている。しかし、最も重要なのは「売れること」だということ。この「売れる」ということはそのスタッフによるところが大きい。経験、アイデア、人脈、ネットワークなどなど。その「目利き」と目利き出来る「判断基準」をアーティストも今後身につけなくてはいけないのです。

スタッフを選ぶ事が出来ないのがプロダクション。

プロダクション所属は「雇用される」と言いました。「雇用される」とは担当するマネジメントが選べないという事です。プロダクションが選んだ人材とパートナーになるという事です。担当がつくなんで今までに比べれば素敵な環境を与えてもらっとと嬉しいですよね。
しかし、担当が付く事が目的では兄ですよね。本来の「目的」は売れることです。
アーティストを「売るのも」「売れないのも」この担当マネージャーの腕にかかっているのです。
この担当マネージャーが自身の音楽活動の采配の指揮をとる人物になるのです。
どうでしょうか?担当が付いたからと言ってうかれている場合ではないのではないですか?

スタッフを選ぶ事が出来るエージェント

エージェントとは、逆にスタッフを「雇用する」と言いましたよね。「雇用する」とはスタッフを選べるという事です。アーティストが自身の目的に叶えるためにスタッフを揃えるのです。自身の「目的」を達成してくれる手腕のスタッフを選びそして活動を行っていくのです。

アーティストに知識がないために選ぶ事も出来ず、指摘する事も出来ない。

では、プロダクション所属でスタッフが付いたとしてもエージェントとしてスタッフを選ぶとしてもどうでしょうか?スタッフの力量が判断できるでしょうか?
ほとんどの場合は、判断が出来ないと思います。なぜならは音楽アーティストは音楽を奏でる事が本業です。クリエーティブには長けているのですがアーティストを「売る」ビジネスの知識、経験には乏しいのです。誰が良くて、誰が得ないのか?力量の有無を判断するスキルを持ち合わせていないのです。

過去の実績を知る。

この力量の判断スキルをいきなり学ぶと言ってもそう簡単な事ではありません。
時間もかかります。そんな時間があれば良い曲を作っていたいですよね。
ですので、最も簡単な方法としてスタッフの過去の実績を「知る」事です。
そんなアーティストを担当していたのかという事です。これが1番早いですね。
しかし、これにも見えない落とし穴があるのです。

肩書きだけではわからなに実績

過去の実績を知ったところで皆「◯◯のマネージャー」や「◯◯担当の宣伝」という肩書きを名乗ってきます。その肩書きに翻弄されてはいけないのです。マネージャーの中にも役割というかレベルがあります。チーフマネージャーや現場付きマネージャー、付き人的な存在もマネージャーという肩書きになっています。ですので肩書きで信頼してはいけないという事ですね。
要は、実績です。どのような立場で何を行って来たのかという実績にフォーカルする事です。
このアーティストの年間計画を作成して実行してきたとか?こんな新しい活動を起こし認知工場に勤めたとか?という実績を知る事なのです。

アーティストの最低限の知識を身につけておく事が必要なのです。

自分の音楽活動の人生をあ付けるスタッフを判断する事はとても重要な事です。自分の人生が決まってしまいますから大変です。そのためにもアーティストは音楽だけではなく音楽業界の仕組みや慣習を知らなければいけないのです。どうやってアーティストが売れていくのか?知らないより知っていた方が良いのです。

私の経験をお伝えします。

多くのアーティストに出会うたびにお節介な気持ちが芽生えます「大丈夫」とい気持ち「もったいないな」このままではという気持ち。なぜなら、やりきれていない事のもったいなさですかね。
しかし、決してアーティストいけないという事ではありません。もちろんマネジメントのスタッフのそうです。多分あやり方が分からないのだとおもいます。分からなければ実行に移すことができるわけがありません仕方がないです。でもそのまま放置していてもいけませんよね。ですとの「私のノウハウ」を教えます。

自身で学ぶには何時間も費やす必要がありそれなりの費用もかかってしまします。また専門学校などに通うと思うと何百万という学費がかかってしまいます。そんな無謀な提案はしませんよ、大丈夫です。
気軽に学べるオンラインのサロンを開設します。オンラインでアーカイブしている教材で学んでもらうというスクールですね。詳細が決まり次第お伝えしますね。楽しみにしていてください。

で、思い出に残っている映画「ザ・エージェント」トム・クルーズ主演の
この映画は印象深い。マネジメントの醍醐味が写し出されていますよ。

 

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