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【 「Ach」ゲスト:鈴木望 司会:桜井有里・阿部元博 】

桜井:まずは、ご自身でメジャーデビューということでスタートラインに立たれたわけですが
デビューして変わったこととかありますか?

鈴木:最初のデビューは本当にただテープを送っていう感じでたまたま優勝してしまった。
それは、バンドということではなくソロで、その間1度サラリーマンなどして働いていたんですよ。
イベント会社のADみたいたことをしていたんですがちょうど音楽を諦めかけてきた時期でもあって、
たまたまあるイベントの打ち上げに参加していた時に結構事務所の人たちがいた時かな?
たまたまカラオケとか歌ったんでしょうね。
そこにいた事務所の方から「出してみない。今事務所でオーディションしているから」と言われ
流れで「はい」みたいな。で、オーディションに出してみたんですね。
そしたら事務所の社長さんに呼ばれて「半年後にデビューさせたいんだけど」と。
その時「やっぱり、やれるんだ。やれるんだったらやりたい」と思い早々に会社をやめて
半年後にデビューして2枚だけ出したんですね。CMソングだったんですけどね。

桜井:何のCMですか?
鈴木:ロッテの「クランキー」というチョコレートのCMですね。
桜井:YOUTUBEとかで調べたら出て来ますか?
鈴木:内田有紀さん出演のCMですかね。
まぁ〜いろいろあって売れなかったんですけど、事務所の意向とかも徐々に合わなくなってその時はまだ若かったので「だったらやめよう」と思って1度外に出たんですね。
24歳ぐらいかな。それから飲食店やBARでバイトをしていたんですよ。
悔しかったですね。その当時デビューした時は自分もなんの知識もがなかったので音楽の知識ではなくですよ。その当時CMソング全盛期だったのでレコーディングなどサビからとかありましたから、絵コンテみながらディレクターがもうちょっとこんな感じで歌ってもらえない。みたいな自分の中では何がなんだか訳がわからない状況で歌っていたんですね。
でも、こんなものなのってちょっと悲しいじゃないですか?
で、当時バイトしていたお店が中目黒にあってそこは結構ミュージシャンや役者さんが集まるお店だったんですね。そこには純粋に歌が好きな人達が集まっていていろいろな話を聞いていると「やっはりそうだよな」と思いもう1度勉強をしようと思い音楽というか歌の勉強を始めるんですけどね。

桜井:学校とか通ってですか?それとも独学とかですか?
鈴木:お店には歌の上手な人達がお客さんで来ていたのでわざと呼んで「今度安くするので」とか言って来てもらうようにお願いしてたりしましたね。でお店に来たら「これ歌って、あれ歌って」てお願いしてずっと見ていましたね。
桜井:歌の上手い人の歌を聴いていたんですね。
鈴木・そうそう、ずっと聴いていた。どうやって歌っているんだろうと
桜井:そうやってきいていると見えてくるものとか分かってくるものとかありましたか?
鈴木:どうやって歌っているんだろうと知ろうとして見ているので決めて見ているとわかりますよ。すごい!上手い!って感動して聞いている訳ではないのでファルセットってどうやって出すんだろうとか決めて見ているので決めて見ていると自分の中だけですけど
で、翌日は見て、覚えたものを練習していましたね。
そうなってくるともうモテたいとかどうでも良くなって来るんですね。
ミイラとりがミイラに(笑)
音楽が好きなんたなーってあの当時一番思っていたと思いますよ。仕事とかではなかったし。純粋にね

桜井:でも、すごく良い学び方ですね。上手な方からというのは?
鈴木:「悔しい」とか「ちくしょう」とか意地みたいなものがすごく大切なんだろうと思います。
桜井:それはその時に感じていたことですか、それとも今だからこそ考えると感じるものですか?
鈴木:その時感じていましたね「ぜったい見てろよ」っと思っていましたから、でも誰とかと言うことではなくなんか自分に悔しかったじゃないんですかね。
訳がわからないまま終わってしまったものに対してやりきれていないんわけで、どうせ辞めるなら笑って辞めたいし、やり切れたら笑って辞められると思ってその時は死ぬ気でやっていた気がします。その2年間が、その時が今に生きている感じですね。
その時の経験がなければ今はないのかもしれませんね。

桜井:そうだったんですか?それってものすごい大切な時間だったんですね。
鈴木:そうですね「悔しさだけ」のものですね。
桜井:「悔しさ」悔しさで諦めてしまうののか?悔しいから向かっていくのかで全然その先の道が違ってくる可能性があると言うことですよね。
鈴木:と思いますね。
同じ境遇の人たちなどいっぱいいるかと思うのですが、その中で辞める人もいればもっと上に行く人もいる。やはり努力の方法とかって、歌がうまくなりたくて1時間ガムシャラに歌って12回歌えるじゃないですか?1曲5分として12回歌えますよね。
でも、こう歌おうとか?その曲のどこがキモなのか?集中してちゃんとライヴを想定して自分のイメージの中に立って緊張感の中で3回歌えばすごく上手になると思います。
20分に1回歌えばいいんです。
桜井:では、回数ではないのですね。
鈴木:回数ではないと思います。回数歌ったって自己満足であってやった感しかない。
桜井:それって一般で歌を目指している人で無い方でも歌がうまくなりたい人とかいるじゃ無いですか?いろいろな場所で例えばカラオケ屋さんで歌ったりとそこに向けての練習も同じ感じですか?
鈴木:どうですかね?上手になりたいか?うまくなりたいか?はちょっと違うでしょうね。
すごく好きな子がいてその子と一緒にカラオケ屋さんへ行ってこの人にどうしても伝えたいと思ったら上手というより
桜井:「伝える」ということですよね。
「上手に」歌を歌ううたいかたと「伝える」という歌の歌い方は何か大きく違ってくるのでしょうか?
鈴木:人がいるか?居ないかとかじゃないですか?
桜井:なるほど。
鈴木:居ればラクですよね。「好きだ」「愛してる」って想いを、歌を借りればいいだけですから
だけど、居ないんですよ。大概はだから「ここに居るんだ」というどう思い込めることができるか大事だと思う。
桜井:思いこめる。ですか?
阿部:歌をうたうのか?伝えるか?ということはそう言うことだと思う。
桜井:相手に届くかどうか?ということですか。
阿部:「歌う」と言うのは歌側の言葉であって「伝える」という気持ちは入っていない。
「伝えて、伝わって」相手に伝わって共鳴し合い相思相愛という感じになるのかなと。歌を歌うだけでは歌うだけかな?
鈴木:歌の中身を伝えたいわけですよね。
多分、お客さんに歌っている人は響かない思う。お客さんであれば「君達」という歌詞にならなければおかしいわけで「きみとか、あなた」というのは1人じゃないですか?
1人がここにいると思って歌えばこの音量じゃないですか?
この音量で喋って伝える音量でいくらキーが高いからと言って怒鳴らない訳で、、、、

桜井:確かに。。。
鈴木:だったら裏声にすればいいんですよ。裏声って声が出ないから使う技術だと思わないんで
距離を保つための技術だと思うので。
桜井:なるほど、そんなこと考えたことなかったです。
鈴木:距離感を保たせながらその声をマイクがその質感を拾ってくれてそれがスピーカーを通して大きい音で出て行くだけで
すると前に来歌が飛んでいく訳でそれがみんなに伝わっていくと思っているしその緊張感というのが、音量含めて歌を歌う為だけに出す声になるとその緊張感が聴いている人には途切れてしまうと思うかな?と思う。
桜井:ある意味声を出して発して歌えばある意味歌ってることになるけど、伝えているとは違っているということですね。
鈴木:違うと思います。
上手な人はメロディーをうまく歌う。特に日本はですがプライオリティーが歌詞にまだあると思うんですね。洋楽と違って歌詞を見る人や歌詞を感じる人ってまだ日本には多いと思うんですけど未だに特に女性は、だから中身を伝えてなんぼだと思います。
感情を伝えるのって違うじゃないですか、感情って喜怒哀楽しか。伝わらないんですよ。でも彼女に「ふざけんな」というと売り言葉に買い言葉で「あんただって」となる。
結局中身がなくなってしまう訳でだからもしかしたら感情も伝えることではないのかもしれない。本当に伝えたいのであれば「ちょっと聞いてくれる。俺も悪かっただけど君も・・・」的な伝える努力をするでしょ。感情じゃないでしょ、冷静になればなるほど「伝える」余裕というか伝え方を考えますよね。
だから、歌ってそうあるべきだと思っていて気持ち良く歌っていることが歌ではないし伝わるのであれば歌い手の気持ちを押し殺してでも伝えるべきだと思いますね。

桜井:自己満で終わってしまうと。
鈴木:そうです。伝わった感覚のある人は止められないとと思いますよ。
桜井:実際、LIVEなどで行っている時など伝わっているかんじなどわかるのですか?
鈴木:空気が変わりますね。人のコーラスとかやっていると余計わかりますよ。
客観的に見ているから。
桜井:そうですよね。コーラスもやられているんですよね。
鈴木:ツアーとかで回っていると空気がサッとと曲によって変わるというのかな?
で、こんなステージに一緒に居られるなんで本当幸せに思うんですね。
その当時からミセルバも並行してやっているし、こういうリアルを伝えていきたいと思うので、全部やっていかなくてはいけないと思いますね。

桜井:音楽のことで自分もプレイヤーでコーラスもやって育成もですが幅広くやっている方はそんなに多くないのではないでしょうか?
鈴木:みなさん一流なんですよ。僕は全部二流なんです。
桜井:本当ですか・
鈴木:だって一流はそれでご飯食べていける人ですよね。コーラスはコーラスをやって飯を食える人。作家は作家をやって生活ができる人。
なので僕は全部二流なんです。だから浅く出来たことをプラスに捉えて一通り経験しているので全部を1つにまとめて一流の育成プログラムを作っていきたいと思っているんですね。
うまくまとめてしまいましたが。
桜井:それがミセルバプロジェクトなんですね。
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